漢方相談承ります

馮(ひょう)先生が、漢方相談いたします。(完全予約制 03-6380-6055)

整体、はり、灸のほかに、あるいは整体、はり、灸とあわせて、漢方治療を試しませんか?
漢方医学の考え方で、からだの内側から健康を取り戻すご提案をいたします。

馮先生は、中国で中医学(針灸、整体、漢方の総合)を学び、
日本の医科大学で研究した、東洋西洋両医学のプロフェッショナルです。
 

相談だけでもOKです。漢方薬購入ご希望の方は、
姉妹店富士堂漢方薬局から、お薬をおとりよせいたします。


漢方治療で大切なこと



漢方薬の処方は、西洋薬の考え方とはまったく異なります。1つの成分が1つの「病気」あるいは「症状」に有効である、というたんじゅんな結びつきではありません。体質(陰陽気血の分析)、症状、環境(自然環境、家庭環境、社会環境など)、心理精神状態などを含めた「その時点その時点における総合判断」に必ずもとづきます。 この「総合判断」を証(しょう)といいます。漢方治療には証(しょう)の見きわめが欠かせません。証(しょう)の判断には、膨大な理論体系がベースにあります。また、1つの生薬、1つの処方は複合的な作用を含むことが普通です。このような、理論的で複雑な漢方薬の考え方を理解することなしに、漢方薬を用いても効果がないばかりか、逆効果になります。 漢方治療は正しい東洋医学理論にもとづくこと。それが大原則です。

■漢方治療はオーダーメードです

漢方治療はたいへんきめ細やかなものです。同じ症状であっても、患者さんの体質や、精神状態や、置かれた環境によって、処方は変わってきます。また、疾病の初期、隆盛期、慢性期、など時期によっても薬は変わります。付随する症状によっても、薬の加減があります。さまざまな調整ができることが、漢方薬の強みなのです。 西洋医学では、「オーダーメード医療」は新しい潮流です。漢方治療では、今も昔もオーダーメード医療です。

■心の状態を重視します

東洋医学では、心・精神状態は病の原因であり結果である、という考え方を持っています。感情を七情(しちじょう)と分類し、心の持ち方の傾向、状態などをよく把握した上で、病因の分析をし、治療後の療養の指導をすることが不可欠なのです。心の問題の重視は、場合によっては、非常に高い効果をあげることもあります。 不眠や不安といった日常的な精神状態の悩みから、心身症、精神病など心の病に、漢方が有効であると言われるのはこのためです。「ストレス社会」と呼ばれ、ストレスがさまざまな病の原因とされている現代こそ、漢方の考え方が見直されます。

■「養生」が大切です


漢方薬には、一時的な症状改善のための強い薬もありますが、長期服用することによって徐々に体質を改善する薬も多いです。漢方薬は化学薬品ではなく、天然成分です。食品として分類されるものも多く、それらはお茶や食事と同じように毎日摂り入れることができます。 東洋医学では、治療者に頼る受身、おまかせではなく、患者さん自身が、自発的にセルフコントロールすることを重視します。漢方薬をはじめとした東洋医学の方法(食餌、運動、生活習慣、心の持ち方など)を日々の生活に取り入れ続けること=養生(ようじょう)が必要です。継続的な「養生」でゆっくりと体のバランスを取り戻し、免疫力を高め、それが結果的に治療につながると考えます。 また、東洋医学では 病気になってから治すのではなく、病気の温床となる体質=未病(みびょう)をまず改善することを考えます。それはまた、病の根本原因=本(ほん)を治療する考え方でもあります。現代人の多くが悩む「慢性病」「生活習慣病」「免疫疾患」「加齢に伴う疾患」などを治療する際に、この考え方はたいへん有効です。 そのためにはやはり、東洋医学的健康管理=養生が大切なのです。

■副作用のコントロールが必要です

漢方薬は天然成分であるため、副作用がないような誤解を受けることがあります。しかし、実は十分な東洋医学的知識のない医療者が処方したり、素人が勝手に判断をしたりすると、副作用が出る可能性があります。 東洋医学理論には、副作用を回避するための、多くの禁忌やルールがあります。漢方薬は、それらの法則をきちんと熟知して用いなくてはなりません。

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